第4級アマチュア無線技士などの「無線従事者免許証」を持っていると無線以外に役立つ物はないかまとめてみました。
国家資格ですので顔写真が必要な本人確認で使用出来ます。
住所記載がありませんので現住所の確認などがある証明には使用出来ません。
メリットとしては
・更新の必要が無い終身免許ですので一度取ってしまえば一生、本人確認で使用出来ます。
デメリットとしては
・更新が無い為、顔写真が何十年たっても当時のままです。
アマチュア無線の免許証は英語表記されていますので国際的な身分証明にも使用出来る場合が有ります。
公的機関の身分証明書にも使えますので一生涯、本人確認が出来る「第4級アマチュア無線技士」を取得してみてはどうでしょうか?
書き換え不要な免許証
3年や5年毎の更新が必要な有効期限がある自動車運転免許やバイク免許と違い書き換えの必要がありません。
アマチュア無線技士の免許証は有効期限が無い生涯有効な顔写真が付いた本人確認が出来る免許証になります。
総務省が発行している国家資格の証明書なのでー企業などが発行している認定書や合格書ではありませんので安心できます。
資格によってはA4サイズや2つ折りの物もありますが「無線従事者免許証」は自動車運転免許やクレジットカードと同じサイスですので持ち運びが出来ます。
アマチュア無線の取得方法には無線知識や電気の知識が無くても簡単に取る方法が有ります。
アマチュア無線を運用するには「免許証」と「免許状」が必要です。
無線機を使用出来る資格(権利)は更新の必要が無い「無線従事者免許証」です。
無線機を使用出来るようにするには5年毎の更新がある「無線局免許状」です。
使用出来る場所
実際に第4級アマチュア無線技士の「無線従事者免許証」で本人確認や身分証明書が使用出来る代表的なものを抜粋しました。
他にもあるかもしれませんので「無線従事者免許証」でも大丈夫が確認して下さい。
目安として
「無線従事者免許証」は氏名及び生年月日を証明する書類で使用する場合
「自動車運転免許証」などは住所など証明する書類で使用する場合
で使い分けします。
住所確認が不要なものは「無線従事者免許証」が使用出来ます。
総務省で他の資格での本人確認
他の無線資格や工事担任者などの免許申請時に無線従事者番号で住民票などの書類が省略できます。
氏名及び生年月日を証明する書類の提出を省略することができます。
日本国旅券発給
パスポート申請時に1点で本人確認で使用出来ます。
未成年の方はアマチュア無線の免許を取得していると1点で済みます。
郵便局の本人確認書類
郵便物などの受け取りなど。
住所確認の必要が無い場合は本人確認で使用出来ます。
税務証明の交付
税務証明請求時、本人確認で使用出来ます。
官公庁の本人確認
住民票の写し、住民記載事項証明書、戸籍謄本、等各種証明書に関する申請
転入届、転居届、転出届等住民登録に係る届出
印鑑登録の手続き
などで使用出来ます。
日本国外での身分証明
氏名、生年月日が英語表記のされていますので海外での身分証明書にも使えるかもです。
また、免許証の裏に総務大臣名「Minister for Internal Affairs and Communications JAPAN」で
「これは大臣が同省の条例に基づきこの免許の保有者に上記の資格を付与したことを証明するためのものです」
と英語で記載されていますので日本国の総務大臣からの証明書になります。
アマチュア無線は世界各国で共通な趣味ですので各国にアマチュア無線技士の資格制度があります。
国によっては日本のアマチュア無線資格が有効になる場合が有りますので大使館などに問い合わせしてみて下さい。
古い形式の免許証
アマチュア無線技士の無線従事者免許証を身分証明書として使用する場合ひと昔の免許証は2つ折りの紙であったり、ラミネート加工された物だと持ち運びに不便かと思います。
再発行して新しい形式の運転免許証やクレジットカードと同じ大きさに変更できます。
「汚損、破損したため」で申請を行い免許証が届いたら古い免許証を返納して下さい。
まとめ
第4級アマチュア無線技士の「無線従事者免許証」でも身分証明や本人確認として利用できます。
免許証はクレジットカードサイズと同じ大きさなので何時でも身分証明として持ち運べます。
官公庁の本人確認で住所確認が無ければ使用出来ると思いますので使用したいときは予め確認すると良いと思います。
顔写真付きで氏名及び生年月日を証明する本人確認ができ比較的取りやすい資格です。
免許証更新が無く一生涯、本人確認が出来る「第4級アマチュア無線技士」を取得してみてはどうでしょうか?