アマチュア無線 交信で日常生活で役立つ事がいくつかあります

アマチュア無線 Skill 役立つ事 無線

アマチュア無線を趣味で長らくやっていて身についた事がいくつかあります。

免許取得してこれからアマチュア無線を始めようと思っている方は実生活で応用でき役立つ事もありますので特技?として習得(体得)してみてはどうでしょうか。

習得した内容
・他人と話せるようになる。
・アンテナを見ると使用している周波数が分かる。
・地名が詳しくなる。
・ながら受信が出来るようになる。
・パソコン(PC)やスマホを使うようになる。
・文字や数字を正確に伝える事が出来るようになる。

無線交信を行っていると知らずと習得できるようになる? かとは思います。

 

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アマチュア無線趣味

アマチュア無線に限らずですが趣味が生活の一部になると趣味で培ったスキルが役に立つ場面に出会います。

特に無線通信では相手がいないと交信(会話)が成立しないのでコミュニケーション能力が必要です。
交信を何回も行っていくと慣れてきますので必然的に身につきます。

無線機やアンテナなどが欲しくなると事前に調べて知識が身につきます。
調べ物をするにはインターネット上で探した方が情報が豊富ですので必然的にパソコンやスマホを使うようになります。

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他人と話せるようになる

無線はテレビやラジオと違って相手がいて交信(会話)が成立します。
アマチュア無線層は老若男女を問わずいろんな職種人の集まりです。

見ず知らずの人との交信になりますが交信方法はある程度決まっていますのでお互いの自己紹介から始まって通信状態の報告(交換)をします。

どちらか一方の片方しか話せない単方向通信ですので相手の話を聞いてから返答するので会話のキャッチボールがしやすく会話が苦手な方でも慣れてくると雑談?も出来るようになります。

日常生活の会話と違って話している途中で「話の腰を折られる」事は無いです。

相手が送って来た内容を了解(理解)したことの意思表示として復唱(オーム返し)して内容の再確認を無線では行います。
相手からコールサイン、シグナルレポート、名前、運用地が送られてきたら復唱して間違っていないか確認する事が基本的な運用です。

 

アンテナを見ると使用している周波数が分かる

アマチュア無線はLF帯(135KHz)~EHF帯(248GHz)まで幅広く運用できますので自分が出たい周波数のアンテナが必要です。

市販のアンテナ選びをしているとどんな形をして長さ、大きさはこれぐらいだと知識が入り周波数と波長の関係が自然と身についてきます。

アンテナ自作を行うとより一層知識が身につきます。

アマチュア無線以外の無線設備のアンテナを見ると長距離用(HF帯)なのか近距離用(UHF帯)なのかある程度見当が付きます。

唯一、周波数判断が付かないアンテナ形状があります。
ログペリ、ディスコーンアンテナです。
どの周波数を使用しているのか外見からは容易に判断できませんので各国家機関の重要施設などで使われている(いた)アンテナです。
受信専用だと使用している周波数は全く分かりません。

地名が詳しくなる。

HF帯やインターネット中継を行った通信は日本全国、世界各国の方と交信が可能です。
通信相手が何処で運用しているか都道府県や市郡などの地名を送ってきます。

交信中に地図で場所確認を行っていると少なくとも47都道府県は自然と覚えます。

送られてきた地名をひらがなで検索すると漢字では読めない地名に出会います。
漢字のみだと何と読むのか分からない事もあり勉強になります。
かみうけなぐん(上浮穴郡)、にしそのぎぐん(西彼杵郡)読めない。。。

 

ながら受信が出来るようになる

テレビ、ラジオや音楽を聴きながら無線を聞くようになります。

上級者になるとテレビやYouTubeを見ながら同時に複数の無線を受信して過ごしています。
ただ受信しているだけではなく交信も行い終わったら次の局を受信開始の繰り返しです。

多くの音の中から「カクテルパーティー効果」で無意識に選択聴取が出来るようにいつの間にか習得しています。

副作用として映画やテレビドラマでモールス符号が流れてくると条件反射(パブロフの犬)してしまいます。

 

パソコンやスマホを使うようになる

交信記録をパソコンで管理するようになります。

交信局数が多くなると紙での管理が難しくなってしまい誰といつ交信したか即座にわかる様にパソコンで管理した方が楽です。

最近の無線機はパソコンと接続して無線機のコントロールや周波数、電波モードなどをパソコン側に取り込めますので交信管理をより楽にしようとします。

アマチュア無線でもインターネットで情報共有しています。
どの周波数で誰が何処で運用しているのか「クラスタ」で情報を仕入れ交信相手の位置を地図で調べたり距離を計測したりします。

アマチュア無線にはパソコンやスマホのツールが沢山用意されています。
ツールのデータ一括処理などでマイクロソフトのエクセルなどを使用してデータ変換(CSV)、変更など行います。

文字や数字を正確に伝える事が出来るようになる

無線界では「フォネティックコード」や「和文通話表」を使って聞き間違いを起こしやすいアルファベットや数字を確実に伝えています。

実生活でも伝わりにくい言葉を無線で得た伝達方法を使用して伝える事が出来ます。

実生活では有名人名や地名が伝わりやすいです。
・「」なの「」なの?
愛知県の「」です。

・「」なの「」なの?
美空ひばりの「」です。

と伝えます。
無線の通話表ではなく俳優名や歌手名で伝えるのがコツです。

 

まとめ

アマチュア無線で交信していると相手に正確に伝える事は知らずに身についてしまうかと思います。

実生活では文字や数字をちゃんと伝えるのが何気なく役立っています。
日常の会話でも日時や場所など必要となる部分は復唱して内容をさりげなく確認してしまいます。

これからアマチュア無線を始めようと思っている方は特技として習得(体得)してみてはどうでしょうか。

 

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