アマチュア無線 開局してからの維持費用 必要経費は3つあります

アマチュア無線 開局してからの維持費用 無線

アマチュア無線では無線局免許状の「5年毎の更新費用」と年間の「電波利用料」が維持するための必要経費になります。

開局してからの維持費用ですが電波を使用しての通信料は発生しませんのでランニングコストはほとんどかかりません。
スマートフォンや携帯電話と違い通信料やパケット代は必要ありません。

維持費用は
1.電波利用料(年間)    300円
2.5年毎の更新手数料  1950円(3050円)

が必要経費です。

沢山の人(無線局)と交信をする場合はどうしても避けられない費用が発生します。
アマチュア無線には交信した証明書(QSLカード)を発行する文化があります。

3つ目の費用として
3.QSLカード転送費用 年間7200円

が必要となってきます。

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維持するには

アマチュア無線を行う上で毎年、電波利用料が発生します。
テレビ局や携帯電話会社など電波を使用している企業も支払っています。
これはアマチュア無線に限らず日本で電波を使用する場合の税金だと思って下さい。

アマチュア無線を続けるには5年毎に免許状の再免許申請を行う必要があります。
総合通信局に再免許時に申請手数料を支払います。
再免許手数料は開局申請時の手数料より安いです。

アマチュア無線には交信した交信証明書(QSLカード)を発行し交換する習慣があります。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 JARL」に入会して交信証明書を転送してもらう必要が出てきます。

電波利用料(年間) QSLカード転送料(年間) 更新手数料(5年毎)
300円 7200円 電子申請では1950円
書面申請では3050円

 

沢山の局と交信をする場合は交信証(QSLカード)の交換を行いますが電波利用料を含んでも年間7500円で維持することになります。

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電波利用料

総合通信局から毎年、支払い通知と振込用紙が来ますのでコンビニや銀行で支払います。

アマチュア無線の場合は無線機を何台(登録していても)持っていても利用料は一律300円です。
無線局免許状(コールサイン)に対して利用料を支払います。

開局時に電波利用料の支払方法を選べます。
毎年支払う方法と5年分1500円を前納で支払う方法が有ります。
5年分一括で支払っても割引はありません。
1年毎に払う手間が省けますが。。。

更新手数料

再免許申請は5年毎行います。
更新手数料は「書面申請」と「「電波利用 電子申請・届出システム Lite」で金額が違います。

開局申請時に電子申請を行っているなら電子申請から行った方が安いです。

・書面申請 3050円
・電子申請 1950円

書面申請では申請用紙代や切手代が別途必要です。

QSLカード転送料

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 JARL」に入会すると交信書(QSLカード)転送を行ってくれます。

正員として入会します。
入会金1000円 + 年会費7200円

となります。

入会する基準として
・年間120局以上と交信する方
・HF帯を運用する予定の方

交信証明書(QSLカード)を発行する習慣は特に国内通信が盛んなHF帯や50MHz帯で顕著です。

1ヶ月辺り10局以上交信してカード交換を行うならJARLに入会した方がお得になります。
例えですが120局に切手代62円を使ってQSLカードを送った場合、120局 x 62円で7440円必要になるイメージです。

 

まとめ

アマチュア無線は開局してから年間、電波利用料の300円で維持できます。
交信には通信料やパケット代などかかりませんので時間を気にせず通信できます。

5年毎に免許状の更新が必要になりますので再免許は忘れずに行って下さい。

交信証明(QSLカード)を集めている方が居ますのでQSLカード発行が出来るように「一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 JARL」に入会しておいた方が良いと思います。

どんな趣味でも凝ってくると色々と出費がかさみますが。。。

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