アマチュア無線 4級の難易度攻略と試験合格率は比較的高いです!

無線

第四級アマチュア無線技士の資格は比較的優しい試験と言われていますが試験の難易度、合格率はどれ位なのか気になる所だと思います。

老若男女を問わず、小学生~年配の方まで幅広く取得している資格になります。

無線知識は必要とせず勉強方として「試験対策」「過去問攻略」を行うことで比較的取りやすい資格です。

 

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受験資格

年齢制限や実務経験など受験資格を必要としません。
アマチュア無線は様々な世代、幅広い分野の人々が受験しています。

唯一、制限があるのは過去に電波法違反した事が在る場合は欠格事由となり免許証が交付されないことがあります。

欠格事由 一部抜粋
電波法上の罪を犯し罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又はその執行を受けることがなくなった日から2 年を経過しない者

 

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合格率はどれぐらいなのか?

国家試験は70%ぐらい。
養成課程は98%ぐらい。

欠席者や未受験の方も含まれますので実際はもうちょっと高いとは思います。

20%~30%の合格率だと半年間以上は勉強が必要レベルになると思いますが合格率は高い方ですので難易度は低い部類に入ります。


それでも100%ではないので勉強や試験対策は必要です。

 

専門知識は必要なのか?

特別な専門知識は必要はありません。
知識は無くても合格レベルまで到達する事が出来ます。

無線の事は分からない?
電気の事は分からない?

無線工学?
電波法?

どうすれば取れる?
完全に理解が必要か?

免許取得には大きく2種類あります。
イメージですが自動車免許やバイク免許取得に当てはめます。

国家試験は
運転免許試験場で一発合格を狙う。
自分で全て下準備する。
・道交法教科書購入、自動車(バイク)を用意して練習場所確保。
合格すれば自動車免許(バイク)が取れる。
講習会は
自動車教習所に通って合格を狙う。
自分で下準備が不要。
・合格に必要な設備などすべてそろっている。
ほとんどの人が自動車免許(バイク)が取れる。

と思ってください。

 

難易度はどれくらい?

講習会

無線工学、電波法を知らなくても合格出来るレベルまでになります。
講師が初心者にも分かりやすく説明をする親切な講習です。
終了試験に合格出来るように適切にアドバイスします。

国家試験より合格率は高いです。

講習会は終了試験に合格すれば国家試験が免除になります。
免許証申請方法が分からない方は講習会で取得すれば手続きをしてくれます。

国家試験

試験対策をすれば取りやすくなります。

傾向として過去問題の出題率が高いです。
・もしかしたら新しい問題が1問~2問出題されます。
・もしかしたら計算問題が1問~2問出題されます。

無線工学で問題数12問中、仮に「新問題2問」「計算問題2問」が出題されたとしても「過去問が8問」が出題されます。

試験対策を行うことで合格レベルまでに到達です。

試験合格基準
・無線工学: 60点満点中、40点以上
・法規      : 60点満点中、40点以上

問題数
無線工学: 12問
法規      : 12問

一問当たり5点。

無線工学8問、法規8問それぞれ正解すれば合格。
故に合格率が高くなります。

国家試験問題攻略法

問題には知らない言葉が出てきますが「問題文」と「答え」を覚えます。
答えを番号で覚えてはいけません。

問題文や答えに言葉が分からない物も多いですが攻略法だと思って割り切って覚えていきます。

問題
受信機の受信入力信号のレベルが変動しても、受信機出力をほぼ一定にする働きをするものは、何と呼ばれるか。次のうちから選べ
1.AGC
2.IDC
3.AFC
4.BFO
答え AGC

 

問題
アマチュア局の電波が近所のラジオ受信機に電波障害を与えることがあるが、これを通常何といっているか。
1.アンプI
2.TVI
3.テレホンI
4.BCI
答え BCI

 

覚える問題数として「無線工学」「法規」合わせて120問ほどでしょうか。
知らないと知恵熱がでますが試験では覚えた問題がそのまま出ます 🙂 

国家試験合格レベル到達

無線や電気のことが詳しくなくても合格レベルまで到達することは出来ます。
国家試験の難易度は「過去問題の攻略」を行うことで突破できると思います。

「第四級アマチュア無線技士」の資格取得の勉強方は試験対策を行うことで合格レベルまで持っていくことが出来、比較的取りやすい資格です。

国家試験で合格する事を目的とするなら「過去問題を攻略」することになります。

もっと深く勉強したい方は他にもアマチュア無線含め23種類ほど無線従事者資格はありますのでチャレンジされてはどうでしょう。

 

豆知識

FPV対応ドローンで取得をする方が近年増えていますが、「第4級アマチュア無線技士」の「無線従事者免許証」を取得してもFPVを使用するには無線局開局申請が必要です。