陸上特殊無線技士 1級 eラーニング 勉強方法・CBT受験・合格体験記

陸上特殊無線技士 1級 eラーニング 無線

「第ー級陸上特殊無線技士」を「eラーニング」で資格を取りました。
いつでも始める事ができ短期間で取ることが出来ます。

申し込みから2ヶ月ほどで免許証を入手出来ましたのでその時の「勉強方法」、「試験対策」をお教えします。

連休を利用すればもっと短期間で取得できる可能性がありますので最短チャレンジしてみてはどうでしょうか。?

4月2日受講開始から5月31日免許証交付まで。

第ー級陸上特殊無線技士取得

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受験方法検討

どの方法で取るか検討した内容です。

・国家試験
・試験日が決まっている。
・6月、10月、2月の年3回。
・試験2ヶ月前に申し込み。

試験準備を含めて4ヶ月ぐらいかかりそうなので断念
モチベーション⇘⇘ が続かない。

・講習会・養成課程
・開催日が決まっている。
・7日間受講必要。
・受講資格がある。

平日の講習会で断念。
7日も会社を休めない。

・eラーニング
・いつでも始められる。
・期間は6ヶ月以内。
・受講資格がある。
・速く終わるのに制限はない。

パソコン、スマートフォンがあればいつでも始められる。

国家試験は、自分のレベルに合った本を自力で探す必要がありますが、eラーニング・講習会はテキスト代込みなので参考書、問題集を自分で探す必要はありません。

講習会やeラーニングを選ぶとき「セミナー」・「教育」・「国家試験対策講座」などがありますので注意してください。
総務省認定」で「国家試験免除」の「講習会」・「養成講座」・「eラーニング」と記載しているのを選びます。
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操作範囲

簡単ですが「第ー級陸上特殊無線技士」で何が出来るかまとめてみました。

「陸上の無線局 (空中線電力500W以下) の多重無線設備
(多重通信が可能な無線設備で、テレビジョンとして使用するものを含む) で
30MHz以上の周波数の電波を使用するものの技術操作」
例.
・携帯電話基地局(マンション屋上、電柱の上などにあるアンテナ)
・業務無線(タクシー、警察、消防、鉄道など)
・業務用ドローン操作(空撮、測量)
・衛星通信(巨大なパラボラアンテナ局)
・防災無線
・気象レーダ
・速度取り締まりレーダ
・マイクロ波の中継(マラソン中継とかで見かける車)
・コミュティFM局(通称ミニFM局)

に従事する事ができます。
日本国内の陸上無線設備はほぼ従事できると思います。

受講資格

・申し込み
受講資格があります。
「選抜試験」、「業務経歴」、「学歴」、「他の無線免許証」どれか一つ満たせば受講可能です。
詳しくは開催者に問い合わせてください。

受講資格が無い方は「選抜試験」に合格すれば受講できます。

・選抜試験
選抜試験に合格します。
受験費用がかかります。

・業務経歴
概略ですが通算して3年以上無線局の保守の補助、又は保守の業務を行った経歴の証明書

・学歴
文部科学省所管の高校、高専、高卒の専門学校、短大、大学で通信、電気、電子学科を卒業。

・他の無線免許証を持っている
第二級、第三級総合無線通信士、第ー級、第二級、第四級海上無線通信士、航空無線通信士

選抜試験
CBTテストセンターでの受験になる場合、CBTテストセンターに事前登録が必要です。
登録方法は受講案内に記載しています。
私は「学歴」で選抜試験が免除になりました。
「学歴」の場合は卒業証明書が必要です。

環境

通信教育ですのでインターネット環境が必要です。
パソコン、スマートフォン、タブレットのいずれかが必要です。
Mailが送受信できる必要があります。

eラーニング申し込み

申し込みはMail、Web上で行います。
受験資格と料金振込の確認がされたらeラーニングが開始できます。
テキストが後日送られてきますがeラーニングは進められます。

受講したのは「株式会社ベータテック」になります。
選んだ理由としてはMail対応が早いからでした。
問い合わせ当日返事(数時間)、申し込みをして数時間後にIDとパスワードが送られてきましたけど。。。ハヤッ

eラーニング開始

無線工学に48時間、法規に6時間学習が必要です。
最短だと3日間で終了できる可能性もあります。 😀

ビデオ受講に2週間、終了試験対策に2週間で1ヶ月間の予定を組みました。

・時間割計画

平均1日に充てられる時間で算出しました。

1.54時間 ÷ 1時間 = 54日(約2ヶ月)
2.54時間 ÷ 2時間 = 27日(約1ヶ月)
3.54時間 ÷ 3時間 = 18日(約3週間弱)
4.54時間 ÷ 4時間 = 14日(約2週間)
5.54時間 ÷ 5時間 = 11日(約2週間弱)

候補を4番、5番にして2週間でビデオ学習を行います。
・平日2時間 x 10日 = 20時間
・土日8時間 x 4日   = 32時間
足りない2時間は誤差として進めました。

・勉強方法

ビデオ学習です。(テキスト閲覧)
すきま時間を利用して平日は通勤時間(電車通勤です)を利用して2時間ほど時間を割きました。

ゲームしている時間を勉強に割り当てです。
土日は外出時、スマートフォンで勉強していました。

パソコン、スマートフォンで勉強していましたが使用比率はスマートフォンが9割ぐらい占めてました。

但し、スマートフォン文字が小さくて見にくいですけど。
後、ギガ消費(通信パケット)します。 😯

・中間試験(テスト)

中間試験に合格しないと次の学習項目に進めません。
コツとしては完ぺきに終わらせるのではなく、とりあえず合格点を目指して次の学習項目に進むことです。
一度合格してしまえば問題は後でも行えます。

・CBT登録

終了試験はCBTテストセンターでの受験です。
CBTテストセンターにユーザー登録を事前にしておきます。
登録方法は受講案内に記載があります。

・終了試験対策

ビデオ学習が終了(54時間)したら終了試験に向けて勉強します。
「中間試験問題」や「練習問題」を暗記メインで問題と答えを覚えます。

私は無線工学の計算問題は捨てました。
終了試験に出題されても2~3問ですので他の問題を暗記したほうが効率が良いと思ったので。

法規は丸暗記で大丈夫です。
法律は変わらないので問題はほぼそのまま出ます。

答えの番号で覚えてはいけません。
答えの位置は終了試験では変わっています。

2週間ほど「無線工学」と「法規」を「200問」ぐらい暗記に時間を割きました。
2時間 x 14日 = 28時間ぐらいです。
後半ぐらいになると最初の数文字見たら答えがわかるぐらいになってました。

ビデオ学習を早く終わることが合格の秘訣になります。
早く終われば「終了試験」への勉強に充てることができます。

・CBT受験(終了試験)

Mailで講習会開催者側へ終了試験の申し込みをします。
Mailで受験番号(チケット番号)が送られてきます。

合格点は無線工学、法規それぞれ100点満点中「60点以上」です。

試験問題数は無線工学「20問」、法規「10問」です。
点数配分は無線工学「1問5点」、法規「1問10点」です。
試験時間は無線工学「90分」、法規「50分」です。

*問題数、点数配分は私が受験時の時ですので変わっているかもしれません。

終了試験は2回まで受けられます。
2回目は別途追加料金です。
2回落ちたら不合格です。

・終了試験合格

試験結果は次の日にMailで連絡があります。

合格した場合、受講開始時に免許証申請用紙を記入してあらかじめ開催者側へ提出していますので約1ヶ月で「無線従事者免許証」が送られてきます。

体験記

「第ー級陸上特殊無線技士」を「eラーニング」で資格を取りましたが、勉強期間は1ヶ月で残り1ヶ月は免許証の交付待ちです。

短期決戦で時間をかけずに取ることができました。

社会人が働きながらだと時間が限られて大変かと思いますが私は勉強期間が短かったのでモチベーション維持できました。

いつでも自分のペースで始められますので、この機会にeラーニングで「第ー級陸上特殊無線技士」を取られてはどうでしょうか。

参考記事「工事担任者 AIDD総合種・勉強法・試験対策・eラーニングで合格体験記
工事担任者もeラーニングを利用して取得しました。

豆知識

主任無線従事者制度があります。
第ー級陸上特殊無線技士」でも総務大臣の行う講習を受けば「主任無線従事者」になれます。
主任無線従事者の監督の下であれば無線従事者の資格を有しない者(無資格者)が無線局の無線設備の操作を行うことが出来ます。
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